雇用形態は、まず大きく「正規雇用」と「非正規雇用」に分かれます。
「正規雇用」・・・期間の定めのないフルタイムの雇用契約
正規雇用 = 正社員のみ
「非正規雇用」・・・一般的に、期間を定めた雇用契約により、正社員より短い時間で働く雇用形態。
非正規雇用 = 正社員以外 = 契約社員、派遣社員、パート・アルバイト
各雇用形態の比較
【正社員】期間の定めがない雇用契約で、フルタイムの労働時間での勤務。
【契約社員】労働契約にあらかじめ雇用期間が定めらている(有期労働契約)。1回あたりの契約期間の上限は基本的には3年。
【派遣社員】人材派遣会社(派遣元)とのあいだで労働契約を結び、勤務先(派遣先)に派遣され働く雇用形態。賃金が支払われる会社(派遣元)と、業務の指揮命令をする会社(派遣先)が異なるという労働形態。
(→詳しくはこちらで解説しています)
【パート・アルバイト】同じ事業所に雇用されている正社員と比べて、短い労働時間で働く雇用形態。
ちなみに、【パート】と【アルバイト】の違いは・・・
法律的には、それぞれの定義ならびに区別はありません。
パートは主婦がするもので、アルバイトは学生など本業が他にある人がするもの、というイメージが世間一般で通っているだけです。
雇用の安定性で言えば、雇用期間に定めのない正規雇用の正社員が有利に感じますが、
違いを知った上で、自分にフィットする働き方を選択することが賢明です。